◆つがわ式 漢検2級 漢字記憶法◆
注:漢字の覚え方は2級以上の大変難しい漢字は、漢字の出だしだけ覚える覚え方と違います。
1:画数の多い漢字は、その漢字がどんな漢字の組み合わせか理解します。
2:次の例のように、1ヶ所だけ思い出しにくいところに〇を付け、そこだけ覚え、漢字を書きだします。
2つとも難しい場合、2つの漢字に○をつけてもいいです。
3:思い出す時は、〇をつけたところを思いだします。
それでは、漢字記憶法を始めましょう。
1~3 の漢字をノートに写してください。
1:僅差(きんさ) 2:憂鬱(ゆううつ) 3:葛餅(くずもち)
写した漢字に、下記の指示に従って、漢字の組み合わせを理解し、漢字に○をつけたら、さっとかくして、漢字を書き出す作業をします。
1: 僅差で勝つ 僅か(わずか)とも読みます。
僅(きん)は、にんべん、革にさらに二を。にんべん に〇
→ 読みを見て、漢字をノートに書き出して下さい。
きんさ( )
2:憂鬱な顔
憂(ゆう)の字は、上の百がのびて、下のワにつながっていると理解し、百じゃないよと覚え、心、夂(ふゆがしら 冬の頭の部分です。)です。
上部の百の所だけ○を付けて覚えます。
鬱(うつ)の字は、画数が大変多いので、上部、中部、下部3つに分けて理解します。
上部は、林の中に「缶」がはさまれていると理解し、缶をしっかり覚えます。
中部は「ワ」。
下部は、「凶(きょう)」に点「、」を4つ入れと理解し、書く時は「メ」の後に点を入れていきます。
一番左下は、最後がはねる「ヒ」。
その右には、「杉」の右側の3本のノ(さんづくり)です。と理解します。
「ヒ」が忘れやすいので、一番下の「ヒ」に○を付け、そこだけしっかり覚えます。
→ 読みを見て、漢字をノートに書き出して下さい。
ゆううつ( )
3:葛餅を食べる
葛(くず)は、植物なので、くさかんむり、日、勹(つつみがまえ)、人、最後に「L」を書きます。
餅(もち)は、食へんですが、最後ははねずに、「二」になります。併(あわ)せるの右側です。
葛は 日 に〇 餅は、左の食の変形に 〇。
くずもち( )
それぞれひとつずつ覚えられましたら、もう一度最初から書けるかテストしてください。
時間がたって思い出す時は、丸をどこにつけたか、真っ先に思い出し、それをヒントに思い出してください。
注:間違えた時に○をつける場所を変えますと、後で混乱がおきます。
間違えた所を意識し、やはり、〇をつけた所だけを覚え直します。
1:きんさ 2:ゆううつ 3:くずもち
覚えて30分以内、夜寝る前、翌日の3回は、繰り返してください。そうすると、かなり忘れません。